日記

たまたま付けた年末のテレビを見て思ったこと


 

テレビをつけるとすっかり

一年をまとめるコーナーばかり

 

意識してテレビを見ていたわけでないが

たまたま

テレビをつけると

今年の話題トップ三位というのが

朝の情報番組でやっていた

 

1位が安室ちゃん

2位が大阪なおみ

3位が樹木希林

 

大阪なおみが出ると

つい期待してしまうのが

あのモノマネタレントw

 

 

私の中では

樹木希林という大女優が往生したのが

最も心に残った

 

圧倒的な存在感の役者で

特にオダギリジョー主演の

「ボクとオカンと時々オトン」の中で

母親役の樹木希林さんが

抗がん剤を服用した患者のシーンがあり

抗がん剤がこれほどまでに苦痛を与えるのかと

その名演技に衝撃を受けたことである

 

数々の名言があり

今日もその名言を紹介していた

 

生まれ変わったとしても役者になりたいですか

という記者の質問に

 

うーんと唸って

 

「かといって、どの仕事もないので

役者をやらさせていただければ

それでいいか、うーん

できれば

生まれ変わらないでいたいたい」

と語っていた

 

普通は

生まれ変わることを前提に話す時は

笑顔で夢を語るのであるが

この方はそういう視点ではなく

そもそも、

生まれ変わらないでいたいという

考え方の持ち主

 

誠に勝手な想像で

おこがましいかもしれないが

私が思うに

 

相当に

人間関係で苦労なさった方なのだろう

「希林節」と言われるほど

その発言にだれもが注目するが

個性的であるがゆえに

言っていることも

やっていることも

誰からも理解されなかったのだろう

孤独な道をずっと歩んできたのだろう

 

あのユーモアは

相手に気を使っているなによりの証拠

誰よりも心優しいことがわかる

 

ゆえに

こんな苦労はもうしたくない

人間には生まれ変わりたくない

ということなのかもしれない

 

 

生まれ変わりたくないと言った方が

もう一人

 

車谷長吉という作家がいた

代表作は「赤目四十八瀧心中未遂」

これは“寺島しのぶ”の出世作でもある

 

彼が書いた小説を読むと

生きることは難しいということが

しみじみ伝わってくる内容である

 

彼が支えた思想は仏教である

 

仏教は

生きることは「苦」であるということを説く

 

人は「苦」を感じて

それから初めて人生が出発すると

答えていた

 

すべてを失ってみて

初めて人生の何たるかがわかる

 

樹木希林さんも

いろんなものを失ったのだろうと

軽く想像してみるが

恐らく真実は辛すぎて

目も当てられない想像以上なものに

違いない

 



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