日記

お屠蘇を知らない今の子ども達


 

お屠蘇を知らない子ども達

 

私は子ども向けの書道教室を行っていまして

先日、今年最初のお稽古日があった時のこと

 

一人一人にお正月はどうでしたか?

と声掛けをしておりました

 

祖父母の家に行き、

お年玉をたくさんもらったことや

同年代の従兄妹といっぱい遊んだことを聞き

微笑ましく感じました

 

ふとその時、

正月の儀式というか

パーティーというか

あの時、最初にすることを世間はどうしているのか

気になり、

とある小学4年生の女子に聞いてみました

 

お屠蘇を飲みましたか?

 

すると、

質問が悪かったのか

聞き方が悪かったのか

その子の顔には「?」しかありませんでした

 

立派な盃で飲むお酒だよ

子どもが唯一飲めるお酒だよ

(そういえば、サザエさんのエンディングでカツオとワカメがお屠蘇を飲み過ぎて酔っぱらうシーンが昔ありましたね、今じゃダメだろうなあ)

 

しかし、その子の顔から「?」が

消えることはありませんでした

 

その子だけかなと思い

隣にいる子に聞いてみたら

その子も「?」でした

 

私は教室のみんなに尋ねてみました

「お屠蘇を飲んだ人?」

 

いつも静かな教室が

さらに静かになりました

 

うーん

 

私はそのまま立ち上がり

座敷にある「お屠蘇セット」を

持ってきました

 

初めて見る子どもたちの目は興味津々

 

「これがお屠蘇と言って、お正月の家族がそろった時に最初に飲むものだよ。

若返りの薬として、邪気を払う飲み物として、家族の無病を願う飲み物ですよ、飲む時におめでとうございますと言いましょう」

 

そういって、

教室の年少者から順にお屠蘇体験をしてもらいました

こうして、子どもたちは

あの決しておいしいと思えない味を体験して

青汁を飲む八名信夫のごとく

“素直なリアクション”をかましてました

 

 

私はどんどんめんどくさいオジサンに

なろうとしているのを感じました

 

お正月はこうじゃないといけない

“じゃないといけないオジサン”になろうとしています

 

私はどんどん世間とズレていくんだろうなあ

ということ、

 

また今後、そういう世間とのズレを

面白く楽しめるオジサン、おじいちゃんを

めざそうと決意を新たにしました



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