仏教の話

先日、通夜でこんな話をさせていただきました


 

10年間、

息子さん二人で

お母さんを自宅で介護されるお檀家さんがおられる

先日、そのお母さんが亡くなられた

 

難病のアルツハイマーだったが

最期は肺炎で息を引き取られた

享年90歳

 

お通夜の前の控室で

息子さんたちがあいさつに来られ

いきさつを話していただいた

 

あの時ああしておけば、もう少し、

長く生きられたかもしれない

そんな後悔の姿がにじんでいた

 

毎年お盆のお参りに

伺わせていただいて

その自宅で看ることの大変さを

目の当たりに出来た

 

ホントに頭が下がる思い

 

5,6年前

私が伺うと

仏間に連れてこられるだけでも

一苦労なのに

わざわざ、

息子さんが仏間に連れてこられ

お兄さんの方が

「お母さん、和尚さんが来たよ~」

と声かけると

「なぁ~・・・」と声を出す

 

そばにいるお兄さんが

「南無阿弥陀仏と言っているですよ」

と教えてくださった

 

思わず私はそのお母さんに合掌した

ホントに頭が下がる思いしかない

 

自宅を失礼する時はご兄弟に深く合掌して

後にしていた

 

お通夜の時

私はこのことを話をさせていただいた後

以下のように続けました

 

阿弥陀仏という仏は

どんな方でも救うぞ仰っています

“何かを成し遂げた”

という条件付きの仏さまではありません

南無阿弥陀仏と唱えたかどうかです

 

何も変わる必要はなく

何も手に入れる必要もなく

ありのままの自分を救い取っていただく仏様

 

それが阿弥陀仏という仏様です

 

○○さん(故人の名前)、お母さんは

いつもしっかりお念仏をお唱えされてましたから

必ず

阿弥陀様の国、極楽浄土に往生されています

 

どうか、

ご安心なさってください

そして、

今度は私たちがお念仏をお唱えする生活をしましょう

 

と。

 

(終わり)



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