仏教の話

諸行無常とわかっていても、わかっていても、叫びたくなる


 

結婚されてすぐに義理のご両親を亡くされ
7年経った先日
ご主人(48歳)を亡くされた方のお通夜を
勤めさせていただきました

お通夜が始まる前に奥さんが
控え室にご挨拶に来られた時
びっくりしたのが、
非常に落ち着いていたことです

余計に心配でなりません

私は何と言葉をかけたらいいのかわからず
ただただ自分の無力さを感じながら
喪主の話を頷いて聞いていました

お通夜のお経が終え、
後ろを振り返って
話をさせていただきましたが、

なかなか上手く伝わらなかったと思いますので

もう一度、ここで述べさせていただきます

「露の世は 露の世ながら さりながら」
これは小林一茶が娘を亡くした時に詠んだと
言われる歌です

「露の世」の露とは
葉っぱの上にある雨露のことで
風が吹けば一瞬にして露は無くなります
それくらい
人の命は雨露のように儚いものとして
仏教では譬えます

お釈迦様から見たこの世の捉え方は
このように諸行無常です

いつまでも同じ状態のものは
何一つありません

人の死も例外ではありません

しかし
そうは言っても
そうは言っても
毎日こう言っている私でも
わかっていても
現実を受け入れることがなかなかできません

小林一茶も
この世は露の世であるとわかっているけど
受け入れることのできない悲痛の叫びの表現として
「さりながら」とおっしゃっています

お釈迦様は苦しみの原因は執着
とおっしゃっいました
しかし
執着を持つことは「人が人である理由」でもあります
執着を無くすことは現実問題できません

そのことを問題としたのが阿弥陀仏という仏さまです

その執着は捨てなくてもいいんだよ
この世は儚い所だから
この世は悲しむ所なんだから

だから、
阿弥陀仏が救いますとおっしゃった

私達のために
最愛の人ともう一度会える場所を作っていただいたのが
阿弥陀仏です

その願いを叶えてくれる言葉こそが
南無阿弥陀仏であります

唱えると
必ず救って下さいます

どうか、この南無阿弥陀仏のお念仏を
唱えていただきますようお願い申し上げ
お通夜の席と返させていただきます



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