仏教の話日記

鬼こそ人間らしい生き方~鬼滅の刃20巻を読んで~


 

鬼こそ人間らしい生き方~鬼滅の刃20巻を読んで~

 

ついに上弦の壱が倒され

「壱」の過去が明らかになった

その因縁話は実に共感できる

そういう縁に出会うと誰だって鬼になるものだ

 

きっと“あの方”も壮絶な過去を背負っているに違いない

と思いたくなる

 

誰だってそりゃ鬼なんてものになりたくはない

ではどうして、鬼になるのかは

その人が取り巻く結びつきによって

複雑に絡んで、

それが不可思議に成り立っているからではないのか

 

「理由がない」と言っていいくらいに。

 

スターウォーズでいうと

ダークサイドに落ちたダースベイダーこそ

人間らしい

 

喪失感、嫉妬、嫌悪、無気力・・・

そういう誰もが体験することで囚われすぎてしまい

普通の生活に戻れない状態になる

 

決して他人事ではないし、

「常楽我浄」を願って、

すがって生きることは

とても人間らしいではないのか

 

原因だけを追究し解決に向かう考えは

「私」とは関係のない現象だとどこかで思っているところがある

問題というのは「私」も含めて複雑に絡んで起きているのはないのか

 

「壱」の最期は

負けたというより、刀に映った自分の姿を見て

自分の欲深さに負けたことに気づいたのである

自分が求めていた結果を見て絶望し

自分の弱さを認めた瞬間なのである

 

描かれていないかもしれないが

上弦の壱が念仏を唱える悲鳴嶼行冥たちに倒され

それによって

極楽に行き、双子の弟と再会できたのではないか

もう二度と苦しまない仏の国に生まれ

嫉妬、憎悪から解き放たれ

なりたかった弟になれたのではないか

 

端的にそう思わずにはいられない



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