「草取り」をバカにしてはいけません
これは一種の瞑想なのです
世の中にはいろんな瞑想がありますが、
どんな人でも気軽にできて、かつ
スッキリ感と達成感が満載な修行
それが「草取り」です
思えば、私が23歳の時、
京都の大本山にいたころ
それはそれはだだっ広い境内を
黙々と草取りをしていました
あまり、仲間との会話もなく
無言のまま、
一本一本、
根から草をつまんでいく作業
間違いなく
あれは修行だったろうと思います
あの時間こそ
内省の時間
あの時間こそ
自分を作った
と言っても過言ではありません
人は孤独にならないと
自分を省みることはできません
地味でキツイし
何の手当もない
やっていると、
さまざまな不満や雑念が押し寄せてきます
なぜ除草剤を蒔かないのか
なぜここの本山の職員はしないのか
これは暇つぶしではないのか
そもそもこんなことして何の意味があるのか
など
合理的思考で育った現代っ子だった若い自分には
受け容れるのが難しかったようです
修行って
そんなことばかりです
立川談志さんが
「修行とは矛盾に耐えること」
といいましたが
まさに言い得て妙
しかし、
それはまだまだ勉強の始まりであって
入門中の入門、
門をくぐっている段階だった
ということに気が付いた時、
これが基本だったんだと
わかるようになります
浄土宗では修行優先順位が
1、掃除
2、勤行(お経を読むこと)
3、学問
とあり、掃除が先頭にきています
草取りひとつできない
掃除ひとつできない人は
何をしてもできないでしょう
ある程度
自分を見つめることをした後
お経を読んで、仏教に照らし合わせた時
「ああ、なるほどなぁ」
というストーリーになるわけです
桜を見て美しいなぁと思って
目線を下げたら、
あらやだ
今、円相寺は草ぼうぼうです
突然、草取りをしましょうと
SNSでつぶやきますので
一緒に草取りしませんか?
乞うご期待
templemorning(草取り篇)
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