今の年配の方々が現役の頃は
現代人よりもコミュニケーション能力が高い方々だったのように思います
お付き合いが上手である故に
仕事も上手くいっていたと思いますので
日本は内需だけで成り立っていたことが
わかるような気がします
同時にいろんな悩みも解決できただろうにと
私はお寺にいると年配の方との関係が
「副住職と檀家」という関係になりがちです
そういう肩書を超えて
年配の方が私を同じ仲間として見てくれる場があります
それが今の書道教室です
忘れもしない13年前、
教室のドアを開けた時、
受講生の皆さんの笑顔が印象でした。
そして、とてもおしゃべりが上手なのです
普通、書道教室といったら
“シーン”としています
ところが、
家で書くものは書いてきているので
教室内ではみんな自分のウィークエンダーを話しているのです
そして、
先生ではない会の代表の方が私を案内していただきましたが
その案内された方がとてもお世話上手でした
昼間の3時って年配の方しかいないじゃないかと
ちょっと抵抗がありましたが、
教室のドアを開いた時の賑やかしい様子で
私は即決しました
何を頼んでも
「ああ、いいよ」
「わかったよ」といって協力してくれる
人を信用し合えるというのはホントに楽しく
幸せだろうなあと思います