お地蔵様はなぜエプロンをしているのか?
あれは
よだれかけです
100年程前は
小さな子供が亡くなる確率が非常に高かった時代でした
昔の人は親よりも小さな子供が亡くなると、
あの世で大変苦しんでいるではないかと思っていました
そこでお地蔵様という仏様にお願いし
我が子を救っていただき、そして
お地蔵様のような仏様になっていただこうと
よだれかけをつけるようになったと考えられます
地蔵様まつりとは
町の安全や子どもの健全育成を願う行事です
関西では地蔵盆と言っており、
お盆が終わるこの時期に行うことが多く
楽しいお盆がまだ続いているようかのように思うため
地蔵盆と言うようになりました
ところで、
みなさんは町の中にあるお地蔵様に
手を合わせたことがありますでしょうか?
そもそも、どこにあるかわからないと思います
お地蔵様を発見し、そのそばを通る時があれば
手を合わせていただきますようにお願いします
その場所にお地蔵様があるというのは
町に災いが入ってこないように町の入り口にある場合が多く
(となりのトトロを見たらそうです)
何らかの意味があるのです
そこで、どのように祈るかといいますと
「いつもお守りくださいましてありがとうございます」
と心の中で願ってください
ここで願いって何かと言いますと
“まさか”が起こらないように祈ることだと思います
たとえば、
合格しますようにという願いは、
順調に行けば合格する方が合格するように願うのはいいです
そうではない方が合格を願うと
本来、合格するはずの方を不合格にし
合格しないような方が合格すると
それは祈りではなく、呪いになります
つまり、人の不幸を願うことになります
そのような自分の願いではなく
町の安全、みんなの幸せを願いましょう
仏様や神様はどれだけの人が継続して祈るかによって
その力を発揮できるかが決まります
町中の方がお祈りしたら、きっと町は繁栄するでしょう
お祭りというのはそのためであります
本来は仏や神さまをみんなでお祈りする行事です
みんな人が集まるために人との交流がうまれ
今でいうコミュニティが発生します
たとえば、博多祇園山笠の拠点である櫛田神社は
大勢の方がお参りしますのでいつまでも栄えます
そして、祭りを盛り上げるために
男衆が強いコミュニティを作っていて
その結束力は町の財産となっています
見落としてはいけないのは
あくまでも、長い間、大人数の方が
祈りをささげていたから
その発展があったということです
みんなが町のため人のために無事を祈るという思いが
大きくなればなるほど結束し、問題が大きくならずに済むのです
お地蔵様に手を合わせましょう
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