仏教の話日記

継母に育てられた女の子が初めて「お母さん」と言えた話を紹介します~初めて念仏を唱えることの難しさ~(1285文字)


 

継母に育てられた女の子が初めて「お母さん」と言えた話を紹介します~初めて念仏を唱えることの難しさ~(1285文字)

 

昨日のブログでもお伝えしましたが

阿弥陀仏と私達の関係は

子どもが「お母さん」と呼ぶ関係にあります

この「お母さん」が念仏(南無阿弥陀仏)に当たります

 

なかなか、南無阿弥陀仏って言えませんよ

 

ちょっといい話

聞いた話を思い出しながらお伝えしようと思います

――――――――

 

継母で育ったある少女が

一週間ほどボーイスカウトの合宿で

「生きるとは何か」という講演を少しづつ聞きながら

過ごしたそうです

 

当然、少女は深く考えさせられ

これからの生き方を改めようと思いました

 

合宿が終わるとみんな一目散に帰ったのですが、

その少女はしばらく帰らない

指導員が理由を聞くと

 

少し薄暗くなるのを待ち

家に帰って一度も言ったことがないお母さんに

「お母さん」ということ

 

二度目のお母さんと仲良くしたら死んだ母さんが悲しむと思っていたそう

ところが今回の合宿で、

亡き母の一番の供養は

縁あって一緒に暮らすことになった二度目のお母さんと実の親子のように仲良く暮らしていくことだと気がついたのです。

私がお父さんのこころをどんなに痛めてきたか、

わかってきたんです。

うちへ帰ったら母と父に両手をついて誤りたい

でもやっぱりはずかしい

 

というのは

この少女は10年前に生みの母親と死に別れ

新しく来たお母さんに一度も「お母さん」と言わず

「あんた」

「あんた」

と言って来たそうです

 

照れくさいから

台所にいるお母さんの方からは

こっちが薄暗くて顔が見えずらい

そこで言おうと決心しました

 

そして、暗くくなり

帰りの電車に乗りました・・・

 

どんどん家が近づいてくる

不安と緊張が入り混じる

 

駅につくと

「たかこ(少女の名前)っ」と

私を呼ぶ声が、

なんとお母さんが迎えに来ていました

 

「遅かったねぇ、心配して指導員の方に連絡したのよ

お疲れさま、がんばったね」

と言って荷物を奪って、持ってくれました

母ともお母さんとも呼ばないこの娘を待ってくれた

おもわずおかあさんにしがみついて「わーー」と泣いた

「お母さん、もったいないよ、荷物持ってくれるなんて」

と、言いたいけど言えない。

 

しばらく、家まで歩いていて

横顔しか見えない、

こっちの顔が見えない

そうだ今だ

 

勇気を出して

「お母さん…、ありがとう」

と、やっと言えたら

お母さんの足がピタッと止まり

無言が続くと

お母さんの顔から大粒の涙が出て

「ありがとう・・・」と言ってくれた

 

そして、

お母さんは家に着くなり

仏間へ駆け込みへ駆け込み、

仏壇のこうを焚き、明かりをつけ、

亡き母の位牌に報告していた

 

「あなたー、よろこんでください、

あなた、よろこんでください。

大事な大事なあなたの忘れ形見を育てさせていただきながら

わたしがいたらないばかりに、

つらい思いをさせてきたのに、

そんな私なのに、

今日私をお母さんと呼んでくれました。

どうぞこれからも私を私たちを見守り導いてください。」

 

その姿を見て少女は

こんないいお母さんを

10年間も苦しめてきたかと思うと、

私は申し訳ないことしたなと思ったそうです

 

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初めて念仏を唱えた時

喜んでくれる方は無限にいますよ


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