子育てはイライラとのお付き合い
どうしてイライラするのだろうかと考えた時
結局のところ、
「~しなければ」という“ねばねば”の固定観念から
離れることができないためだろう
よその子どもとの相手は
冷静になれるが、
自分の子どもになると、
つい自分の生い立ち(固定観念)と
重ねてしまうため声高らかに
きつく言ってしまう
この固定観念を仏教では無明(究極の煩悩)と呼び
思い込み、エゴイズム、自分の物差し
という表現に置き換えることができる
だから、
子育ては修行いえるところはそこである
別にわざわざ滝に打たれたり
坐禅をしなくても
子育てによって立派な修行をしているのである
「修行」と言っているが
そこは内面と向き合っているかという視点が
まず初めの一歩になる
もちろん、お寺の修行もそうである
それとは逆に自分を中心においてしまうと
「なぜ、配偶者は無関心でいるのか」とか
「なぜ、周りは自分のことを助けてくれないのか」
という欲で一杯一杯になってしまい
ひたすら苦しむことになる
では修行して苦はなくなるかといえば
そうでもない、
子どもに言い聞かせることではなく
自分の心に言い聞かせるという意識をもって
目標にむかって日々邁進していると
いつの間にか、苦が“軽減されている”
ということに気がつく
自分自身が少し変わってきたと感じた時、
その時は子供や配偶者も随分変わっているだろう
「これだけやったんだから、何かご褒美を頂戴ね」
というそれまでの自分が
「何もご褒美をもらわなくても
既に自分にはたくさんのものをいただいてた」
ということに気づく
そういう境地になりたいものです
・。*・。*・。・。*・。*・。 【円相寺副住職のイベント情報】 ・。*・。*・。・。*・。*・。 【毎週土曜】朝7:00 一緒にお祈り(お経を読むお参り)しませんか? 【第1、第2土曜】19:30~21:00「寺ヨガ」 【毎週金曜】15時~17時 大人のための書道教室(美和台公民館) 【満員お礼】小中学生対象リアル寺子屋式子ども書道教室はこちら ↓↓↓円相寺副住職のイベント情報公式LINE@お知らせが来るかも!? 副住職が仲間になりたそうにこちらを見ている! 【お問い合わせ】 円相寺副住職 裏辻正之(えんそうじ ふくじゅうしょく うらつじ まさし) アイコンをポチると各SNSをご覧になれます↓↓↓ 〒811-0213 福岡市東区和白丘1-10-48