なぜ僧侶を目指していたかを振り返ってみる
無意識にうちに前提になっていて
そう思えば、なんでだろうと思う時がある
なぜ僧侶になったの?
思えば、生まれ育った寺の檀家の熱心さだったと思う
Long long ago…
私は寺生まれの三男
坊さんになることは期待もされなかったため
それ程強い意志で目指していたわけではないけど
子供の頃から法要の雰囲気が好きだったように思う
まず、ご飯がおいしくなる
兄が二人いて
自分も当然のように衣を着せられて内陣に座る
それがすごいこととはつゆ知らず
歌舞伎役者の子のようなものだったのだろう
檀家さんが本堂に集まって賑やかになり
知らず知らずのうちにテンションが上がり
自分の知っているお経をみんなで唱えることで
なんともしれない高揚感みたいなものがあった
泊まりに来る布教師さんは皆
まるで親戚のおじさんのような感じだった
素晴らしい人たちだった
檀家さんはホントに熱心で
そして、いいおばあちゃん達だった
あのおばあちゃん達に育てられたと言っていい
(もちろん、両親によるものだが)
大学も京都の仏教系に進んだのも
この雰囲気から離れる生活にイメージを持てなかったため
いいお坊さんになることが自然とインプットされていた
しかし、だんだんと大人になってくると
檀家さんが当たり前にお寺に来るということが
すごいことだと気づくようになる
こうなるまでにお寺はどれくらいの苦労があったことか
そして、それを維持するのにどれくらいの苦労が必要なのか
そう思うと、
自分は何をしていけばいいのかが少しづつ見えてきた
いつもお寺のビジョンって何と考えたら
この子供の頃の法要の雰囲気で
お檀家さんと一緒にお経を読み
熱心に布教師さんの話を聞く檀家さんの反応
おそらく私だけではないはず
お寺に育った人はみなそう思うはずです
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