すべての時間を真理を探究することに費やす方を支援する世の中になってほしい
佐々木閑先生の「出家的人生のススメ」を半分読んでのレポート
出家といったら
お坊さんになってお寺に籠って世間と遮断し
すべての時間を仏に捧げるような生活
というイメージがある
これは見方を変えれば
世俗の価値観ではイマイチ満足しないので
自分独自の価値観で好きなことだけをしていく生活のように見える
「好きなことだけ」と言ったが
それは怠惰な生活をしていくというわけではなく
ひたすら“真理を探究する”という言い方をした方がいい
生活のために働かず
儲けや出世のことも一切考えず
あらゆる雑務を放棄し
家族に理解してもらって、
家族との時間も少し犠牲にして
他人からお金をいただきながら、
全く何にも立たないような科学に没頭するような生活は
まさに出家者のようなものである
実は
アインシュタインは出世のため、金儲けのために
相対性理論を研究していた、
だったらなんともガッカリだ
ビックバンを研究したり
宇宙はどうなっているのかを探究していくことは
生活のためには全く関係のなく、一般人には無縁の話
しかし、
そういう生活をしている人がある一定いて
たとえば、光を研究していたら、
X線を発見し、それが医学ではなくてはならないものになった
ということがある
一見役に立たないものが実はすごいことに繋がる
科学者だけではない、政治家の中にもいるだろうし
スポーツや芸術の世界はたくさんいるだろう
私の知人で小学校の先生という安定した職を辞め、
独自の教育論を広めるためにすべての時間を使っている方がいる
一体、どうやって生活をしているのか、いつも疑問に思うのだが
本気で真理を探究していたら、支援する方が現れるようである
そういう出家的生活に誰かが価値を見出し
「お布施」をするような文化(長いタイムラグがある投資)が
もっと広がれば、ものすごいイノベーションが生まれるに違いない
世の中は多様化を求めているが、
「みんな同じが安心」から脱却し、
個性と独自性がどんどん誕生することを認め合う社会になるには
まだまだ時間がかかりそうだ
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