諸行無常を平家物語から説明すると本当の問題点が伝わらない理由
「祇園精舎」とは
お釈迦様がよく法話をされていた場所です
「阿弥陀経」が説かれた内容は、この地で話されたものです
「鐘の声」とは
この場所の裏ではお墓になっているそうで、亡くなった方が埋葬されると鐘がなったと言われていることから、亡くなったことを示します
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す」とは
お釈迦様が亡くなる時に林にある沙羅の木が囲むように真っ白に輝いたことから
お釈迦様でさえ寿命があるのですから、必ず人は亡くなることを表現したものです
「諸行無常の響きあり」
ですから、平家物語によって諸行無常という言葉が“人が亡くなったことを表すもの”として定着してしまいました
間違いではないのですが、
それでは本当の問題とした点があまり伝わっていません
ではどんな問題点があるかというと
“自分ゴト”から見た視点です
アフガニスタンが大変なことになっている
これも諸行無常ですが、
それは自分には関係のないとどこかで思ってしまいます
そんなことよりも
会社の上司からまた怒られるから会社に行きたくない
学校に行きたくないのに親がわかってくれない
親は親でどうしてこの子は学校に行ってくれないのかと嘆く
目や耳と通じて入って来た情報(先ほどのような物事)によって
心が揺れ動いて、あーだ、こーだとモヤモヤし
それが自分の価値観に照らし合わせて動いているとは知らずに
どんどん積み重ねていって体にも影響し、
どうして自分だけこんな目にあわないといけないのか
と悩んでいる構造が諸行無常なのです
つまり
諸行無常は自分の心の問題です
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