お抱えの建具屋さんに障子の張り替えを依頼
流石は職人
ただの張り替えではなく
建具の状態を隈なくチェック
建具同士を重ねると
少しぶつかるような感じで曲がっている
そして、こう呟く
建具屋「あー、これはクセですね・・・」
私「え?私のクセですか?」
建具屋「いやいや、木の材質によるクセですね」と
木材でさえクセがある、
最初は人の言うことを素直に聞いて
刃物で真っ直ぐになる
しかし、
それは“真っ直ぐになってくれている”のであって
しばらくすると徐々に出てくる、出てくる、
クセが。
いわんや、人間においてをや
宮大工はそのクセを計算しつつ
伽藍を建てており、
クセは“味”という扱いだ
屋根瓦は実は一枚一枚、バラバラで
同じ形はないという
そのバラバラをパズルのように組み合わせ
見事に仕上げている
プラモデルのような組み立てる建築は
スキルも熟練もいらない
合理的にコストを考える方向になるため
“クセ”というのは不良品扱いになる
どんな人にもあるクセ、
しかも、アクまで出る
それを見事な味に仕上げるには
長年の目と思想で料理しなければならない
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