大河ドラマで学ぶ浄土宗
先日の大河で
頼朝(大泉洋)と後白河法皇(西田敏行)とのやりとりは
いささか「素敵な金縛」を彷彿とさせるシーンで和んだ
古代人にとって「夢は真実を伝えるもの」なのだが
そこを真面目にやっても今はウケない
それをユニークに仕立てるところが面白い
にわかに信じがたいが
人智を越えた存在との出会いの場である夢は
当時の人々にとって、現実よりも重要視されてきた
おそらく、
頭の中で考える内容や
テキスト文字で伝わる内容というのは“軽い”とされており
その根拠となるものが
汚らわしい人の心からとなると信憑性が低いとされる価値観があったと思う
なので、
歴史を動かしてきたほどの出来事は
「私が考えた」という欲を出す感じより
「夢の中で仏様がおっしゃいました」という方が
謙虚で信頼されやすいのかもしれない
当時のお坊さん達は
みんな夢の中で宗教体験を行なってきて確信を持ってきた
宗教的超フロー状態を「三昧(さんまい)」といい
当時のお坊さん達は普通にできたらしい、
また、この三昧が夢の中で行われると「夢定(むじょう)」という状態になる
この「夢定」の状態での出来事は現実よりも重く深く
そして、最も深い宗教体験が行われる
法然上人は
その「夢定」状態で600年前の中国の僧侶と出会い
お釈迦様から伝わる念仏の教えを受け継ぎ、
浄土宗を開くことになった
夢は現実よりも尊い
現実逃避としての夢なんかではない
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