〜極楽の蓮の池のふちをぶらぶらとお歩きになっておりました〜
というあの有名な「蜘蛛の糸」には元ネタがあったという独り言
1894年
アメリカの宗教学者ポール・ケーラスが
『カルマ』という短編集の中で
「the spider-web」と題した話を書き
鈴木大拙が『因果の小車』というタイトルで翻訳
そして、芥川龍之介が子どもにわかるように「蜘蛛の糸」を。
ついでにドラクエ3のカンダタ(画像参照)の名前の由来は
間違いなく「蜘蛛の糸」からだと思う
では
ポール・ケーラスが書いた「蜘蛛の糸」の元ネタには、
さらに元ネタがある
それが、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の中に出てきた「一本のネギ」というキリスト教を背景にした話
内容は
いじわるな女が死んで悪魔に火の海に落とされた
かわいそうに思った天使が神に報告できるように生前の善行をさがす
そして、女が生前、畑から抜いたネギを乞食に与えたことがわかった
神は「そのネギに掴まらせ引っ張り出しなさい」といい
掴まらせ、あと少しで火の海から出るところで
蜘蛛の糸同様、「このネギは私のものだ!」と叫んだ瞬間
ぶっつり切れて、女は今も火の海にいる
という話
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