供養がなぜ必要なのかを「鳥供養」を例に考える
うちの住職は数年前まで毎年
福津市の養鶏場で鳥供養の依頼を受けてきた
なので、
そういう意味ではうちは「鳥供養」に精通していると言える
生活のために殺生しなければならない縁に遭う人は
少なからずいらっしゃる
その方達のおかげで私たちは食をいただくことができるのであって
当然、好きで殺生しているわけでないく
“いろんなものを抱えながら”である
ある時、電話で
「鳥供養をお願いしたい・・・」と不安気に語って来られた
しばらく、事情を伺う(こういう時はしっかり話を聴く)
大抵の養鶏場には鳥を供養するための供養塔があるが
そこは一時的に急な依頼でやらざるを負えない状況になり
供養塔のようなモニュメントはないとのこと
苦しまずに一瞬で致命傷を与えるやり方ではなく
壁に叩きつけるようなやり方だったらしい
そうなると、知らず知らずのうちに
人というのは精神面が不安に侵される
これが一番危険なことである
さらには家族に不幸があると
原因がそれではないとわかっていながらも
どうしても、「それ」だと結びつけてしまうようになる
だからこそ
人はモニュメントなどを建てて供養し
しっかりと弔うことによって
心の問題を解決しなければならないのである
つまり
供養とは明日をイキイキと生きるための行為である
終わった後、
不安に包まれた施主の顔が
ものすごく安心して、すっきりされた顔に変わったことが
とても印象深かった
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