葬儀・法事の話

卒業式から葬儀の意義を考えてみる


 

卒業式から葬儀の意義を考えてみる

(少し長文)

 

最近の卒業式は随分と所要時間が短くなり

かといって質が低下しているかというとそうでもなく

むしろ、世の中が求めているサイズに仕上がっていると

我が子の卒業式に出てそう思った

 

あの緊張感はいい

普段、当たり前に生活をしていると

国という意識が出てこないが

国歌を歌うことによって

自分が学校のバックにある国を意識する瞬間を迎える

 

この厳かといっていい雰囲気に

私は自分が務める葬儀を重ねて考えてしまった

 

コロナをきっかけに世の中が

一気に時短の流れに逆らえなくなり

それは葬儀も例外なく押し寄せた

 

すると、なぜか葬儀に関しては

時短ではなく省略の現象が起きた

 

その影響により

節目がつかないまま

落とし所がつかないまま

新しい生活を迎えることがなく

心の問題を抱える方が増えてしまった

 

これは何が原因かといえば

それまで葬儀とは何か、

何が大事で、今後どうしていったらいいのか

ということが伝わってこなかった結果である

 

儀式が省略されると

どうしても、お寺側は「けしからん!」と自分達が蔑ろになされている点に執着するが

これは非常に見苦しい、自分の作法に自分で酔いしれている話だ

 

少し立ち止まり、

もう一度、葬儀とは何かという1点で考えると

いろんなものが見えてくる

 

卒業式でいうと

卒業証書を授与する、

これ1点に絞れば、式は成り立つ

 

葬儀は

引導を渡す儀式

これ1点に絞れば、式は成り立つのではないのか

 

そして、大事なことは以下の点を“短いフレーズ”での説明

・今、行った作法は何であり、何のために必要なのか

・葬儀とは引導を渡すこと

・「引導を渡す」とはどういうことか

・生まれるから名前(戒名)が必要

・次の世にしっかり生まれたということのシェア

・喪失経験によって新しい世界を歩んでいくことの大切さ

 

すっきりしたプログラム

余韻が残るような終わり方がいい

 

それに繋げて

遺族と一緒に棺に花を入れるのはもっといい

 



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