死にゆく人はどんな体験をしていくのか
“人生の着地点”に立とうとしたら、もう元気になることはないんだそうです
- 3ヶ月前になると
・内向きになり、外界のことが気にならなくなる
家族が見ている世界と本人が見ている世界が違ってくる
生に興味がなくなりますので世間のニュースや今日の天気はどうとかは全く興味がなくなるんですね、外に出かけませんので。そして、自分の過去のことが気になり始める。自分の自慢話が多く出てくるのはそうやって人生を整理しているからだと。
自慢話ばかりしているのを家族が心配するようになり、外に出かけようとしても本人は絶対に外に出たがりません
・食欲がなくなる
これは生きることに興味がなくなると、肉体という衣をぬぎたくなるからだそうです
具合が悪いのではなく、自然現象の一つ
病院側はなんとかしてくださいと言われれば、点滴したり、胃に穴をあけて栄養をとってもらうできますけど。
・眠くなって、夢をみながらうつろうつろする
- 1ヶ月前になると
・血圧、脈拍、呼吸、体温が不安定になる
急に血圧が下がって、飲み物が飲めなくなる、自然現象の一つでこの時期に血圧を上げる処置や点滴を入れると効果よりも負担の方が大きくなるそうです、臓器が機能しなくなっての点滴は体がむくむ
・痰が増えて、しばらくしたら元に戻る
苦しそうに見えるけど、本人はそれほど苦しいわけではないそうです
病院側はなんとかしてくださいと言われたらとりあえず、点滴をする
・夢か現かわからない幻覚を見る
いわゆる「お迎え現象」を体験する
一日中寝ていることが多くなる
医学的に見ると脳が酸欠になると幻覚を見るのでそれではないかと言われますが、それだけでは説明できないことがたくさんあるらしいです
亡くなったお母さんが川の向こうから手を振っていた、と本人が言っても、縁起でもないといわずに本人の世界を認めながら話を聞く
- 死の数日前ごろに起きること
・急に体調がよくなる
食べたいものが出てくる、会いたい人に会いたいという
この状態は長くは続かないが家に帰るのであれば今がチャンス
家族はそれを知らないので「やっとなおってきた」と思い、もうしばらく病院で回復を待とうとする
- 死の24時間前頃から起こること
・尿が出なくなる
・下顎呼吸、顎を上下に動かしてする呼吸で、これが始まると、残されているのは24時間程度です、最終の着地態勢に入った印
・下顎呼吸になったあと、心停止が起こる前に、それまで出なかった尿と便が、今度は一遍にバッと出る
・目が半開きになって、涙が出る
全くの自然現象だが、泣いている、悲しんでいる、死ぬのがいやなのだろうと動揺する家族がいたりする
逆に「いい人生だったと感動している」という方もいるのであえて自然現象ですとは言わなくてもいいです
- 息を吸って、止まる
生まれる時は「オギャー」と息を吐いて生まれ、
亡くなる時は息を吸って止まる、息を引き取るとはよくいったもの
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