その次に読むお経は仏道を志す誓い

「一心敬礼、十方法界常住仏、法、僧」

 

前回は、最初に

人生を振り返った時、

我が身を振り返った時

このけがれた身と心を綺麗にしたい、

という願いを立てました

 

では、次に

そういう思いをもっていたら、

何かに導かれるような感じがしてきて

何だが大変尊いものを感じることができ

そこに身を置くと、自分が変わっていくような気がした

 

その何かというのは「仏道」

 

仏道に進んでいこうという思いで一歩をすすみ

そこで

仏教における基本原則、

重要な“三つ”を大切にしていくことを誓うわけです

 

これから私は

仏（如来）を頼りとして生きて参ります

法（如来の教え）を頼りとして生きて参ります

僧（仲間）を大切にいたします

という内容のお経をお唱えします

 

（仏というと、死んだ人というニュアンスがあるので“如来”という表現にしています）

 

これを誓うというのは

生まれ変わるということです

今まではとは違った価値観で生きるということです

 

キリスト教徒でいうところの“洗礼”でしょうか

 

一度のみならず

何度も誓いの儀式を行うことができすし

この部分のお経を読むたびに、

この誓いを思い出し自分の進む方向を再確認するわけです

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