仏教の話葬儀・法事の話

お通夜と葬儀の意味をざっと述べます


 

お通夜の始まりは

故人の思い出や儀式を執り行うための段取りを語る場として始まったといわれます

 

正式な儀式ではありませんが、

現代では仕事が終わった後にゆっくりとお悔やみに行く場として

社会的な役割があります

 

私が執り行う場合は

仏弟子となっていただく作法(剃度作法)をします

(葬儀の中でする場合もあります)

キリスト教でいうところの「洗礼」です

仏教の世界観で最も有名な国は

阿弥陀仏の国(西方極楽浄土)です

そこに生まれることを願う作法をします

 

葬儀は引導を渡す儀式です

「引導を渡す」とは故人を次の世界に連れていく作法です

ここで引導文を読み上げます

簡単にいうと浄土宗の場合

「生きることの大変さを述べ

仏縁に出会うことの素晴らしさ

この世に生まれることの幸せ

西方極楽浄土に生まれることの尊さ」といった内容です

 

次の世界に生まれるのですから

名前が必要となります

それが戒名です

引導文の中で戒名を授与いたします

 

そして、

次の世に旅立つ姿を

お経とお念仏を唱えながら見守ります

 

というのが葬儀の意味です

 

最近は家族葬といって親戚とわずかな方のみで行いことが一般的になりましたが

これは「密葬」というもので、本来の形式です

 

49日の時に本葬を執り行い

そのために書面で広範囲に知らせる準備をします

 

芸能人が亡くなって1ヶ月ぐらいにすると

「お別れ会」「偲ぶ会」という名で行われるのはこの「本葬」です

 



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