仏教の話日記

浄土宗のお経(日常勤行集)の本で一番最初に唱えるところの意味


 

浄土宗のお経(日常勤行集)の本には

一番最初に「お香を炊いて如来様を供養します」

という内容の言葉を読み上げます

 

タイトルは「香偈」

 

仏教では

お香を如来の働きとして例えられます

 

お香は私たちの体や服に付くことから

修行の功徳が身に付くように例えられ

いい習慣がついたことを「薫習」といいます

 

また、

香りが四方に広がっていくということは

その空間でお経を唱えたり、法話を聞くことで

なんだかありがたい気分になり、

それが教えや如来の働きが遍く広がっている様子を表します

 

お経には「戒香定香を焚きまつりて・・・」とあり

戒香を焚くということは

念仏の声が広がる

定香を焚くということは

心が静まり返る

ということを最初に願いを立てるためでしょう

 

お香は

気分をおさえる働きがあるので

薬にも使われることもあります

(ひやきおうがんなど)

 

お焼香のような一瞬でモクモク煙をだすタイプもあれば

手や体に塗るタイプもあります

 

一般的によく使う線香は

江戸時代に作られるようになったと言われます

坐禅の時に時間を測るために便利とされ

そこから遊郭でも使われるようになり

先日の大河ドラマにも「線香1本〜」というセリフが出てきましたね

 

いい香りはいい人を連れてくる

いい香りがするところに人が集まり

人柄がいいところに人が集まる

 



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