日記第2納骨堂希望者募集中

なんのために納骨堂があるのか


 

毎月息子さんのご命日参りに来られる檀家さんに

お会いするたびに私は

5年前のあの寒い時のお葬式を思い出す

 

私が取り行った葬儀だった

 

数人での見送りだったので、事前に

「本来であれば、喪主の方からのお焼香ですが、

今回は順番を逆にしてください、そして自由な形でやりましょう

そこで、故人への思いを口に出してください

何か語ってみてください、なかったら言わなくてもいいです」

とお願いした

 

そして、焼香の時が来た

私が唱えるお経の中で

次々に無言でお焼香をされるご遺族

最後に喪主であるその檀家さんが

棺の前で右手を挙げ

「じゃあ、またな」と、

ひと言って立ち去った

 

私は

お会いするたびにそのシーンを思い出す

 

こういう方々のために納骨堂があるのではないか

 

 

今は

遺骨を海に流したり、土に還すような場面を

ドラマや映画で見かけるが

人は具体的に目で見える形があるから

手を合わせることができるのであって

海や、山に向かってはなかなか感じ取ることは難しいと思う

(少なくとも私は)

 

「千の風に乗って」の歌詞には

私のお墓の前で泣かないでください

そこに私はいません、眠ってなんかいません

とあるが

 

それじゃあ、

何のための納骨堂(お墓)なのだろうか

 

納骨堂のいいところは

今日に寒い時や悪天候でもお参りしやすいところにある

朝早くでも会社帰りでもいつでもお参りできる

毎日いつもお経が聞こえる場所にある

すぐに骨壷を確認できる

掃除がしやすく、いつも綺麗

お位牌も置くタイプもあり、御霊と対面できる

いつでも納骨でき、いつでも移転できる

 

まさに「お参り」を近代的な方法で示したものである

 

だから、

そういう納骨堂を新しく建立し

たくさんのご仏縁を結びたいと考えています



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