絶望の中でどのように人間性を失わずに徳を積むことができるのか
自分の置かれた立場、関係性から自分を見て与えられた使命や意味づけを考えていく
コロナが始まって、何かいいことがあっただろうか
戦争があり、物価高になり、多死社会になり
外国人の増加により治安悪化の懸念
自分の周りで起きていることは
変えようにも変えられない
コントロールができない
そこにどうにかしようと思っても
祈ったとしてもどうなることではない
もしかしたら、
今度の夏の選挙で変わるかもしれない
と期待すればするほど
何も変わらなかったら絶望になる
その絶望の中でどのように人間性を失わずに徳を積むことができるのか
たとえば、コロナの自粛の時期
1ヶ月後に死ぬかもしれないと思う状況で
先が見えないトンネルに入っていたような頃は
目の前にいる家族を大切にしよう
今まで作らなかった料理をしてみよう
この際、好きなゲームを徹底的にやろう
本をたくさん読もう
と、自分には何ができるのかを考えた時期だった
なんとかして、誰かと関係性を保ち
そこで何かを見出すことによって
前向きに考えようとした
つまり、
自分の置かれた立場、
関係性から自分を見て与えられた使命や意味づけを考えていく
関係性を考えず、煩わしく思いお金で解決していこうとするならば
感謝もいらない、恩も知らなくていい
自分という枠にとどまればいいのだから
そうではなく
自分という枠の中から出て
関係性から見た自分、
関係性と自分をつなぐ言葉に注目し、
自分という主体を離れて物事を見るようになると
今の状況で自分が何をしなければならないのかが見えてくる
今の仕事から見た自分
今の家族から見た自分
そして、目に見えない内面的な要因に向けてみる
仏壇の前で故人に語ることで
故人から見た自分に問うことになり
神仏に対して語ることで関係性ができ
神仏から見た自分を発見することができたりする
こうすることで人は
目に映るもの、耳に入ってくるものを悉く否定せず
最後まで希望を捨てず人間性を失わず
最後まで徳を積むような生活ができるようになる
その関係性を維持、意味、構築が
生きる力(レジリエンス)を培う
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