日記

どんな絶望的な環境になっても「生きる」を諦めないことを教えてくれた本


 

どんな絶望的な環境になっても「生きる」を諦めないことを教えてくれた本

 

アウシュビッツ収容所生活を描いた「夜と霧」は

最期まで人間性を失わずに希望を持って生きることの大切さを問いたもので

全人類の必読書

 

アウシュビッツ収容所がどんなところかを説明するまでもないと思う

 

人はその中で「なぜ生きるかをどう知るか」がキーとなる

 

外的な要因に求めるのではない

たとえば、

著書の中である収容所は

1944年のクリスマスから新年の間に大量の死者を出したそう

それは多くの収容者がクリスマスには家に帰るという希望にすがっていたこと

実際は、何も元気がでるような出来事はなく、落胆と失望に打ちひしがられ

それが抵抗力におよぼす危険な作用が、大量死となった

 

ではどのように精神を奮い立たせるのか

まず未来に目的をもつこと

 

ニーチェの言葉「なぜ生きるかを知っているものは、どのように生きることにも耐える」がそれにあたる

 

そして、

外的な希望を持つのではなく

内的な希望、精神をもつこと

 

わたしたちが生きることから何を期待するかではなく

“生きることが”わたしたちから何を期待するかが問題

ということを学ぶ(主体が逆)

 

未来は私をどのように待っているのか

愛する家族は私をどう待っているのか

責任ある仕事は私をどうまっているのか

 

自分を待っている仕事や愛する人間に対する責任を自覚した人間は生きることから降りられない、

自分がなぜ存在するかを知っているので、どんなことにも耐えることができる、という

 

ここでの死の本当の原因は飢餓や病気ではなく自己放棄であり

それを未然に防ぐ方法は生きる意味の発見と

内面的な自由だけは誰にも奪われないという認識を持つことで

人はどんな過酷な状況でも最期まで尊厳を失わずに生きていくことができるという

 

 

以上、読書メモ



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