お位牌とは“その方自身”を現したものです
友人のお坊さんが檀家さんに次のように説明していました
「お位牌にカッターで傷をつけたら、血が飛び出すと思ってください」と。
私ら浄土宗僧侶はそういう気持ちで“魂入れ”(開眼式)をいたします
お位牌をよく見ますと、
戒名の字が書いている板の土台は
蓮華の形をしています
お葬式の時に用意する木の位牌(白木の位牌)にも
ちゃんと蓮華の花びらの形を彫ってあります
これは極楽浄土という阿弥陀仏の国に行き
その蓮華の花の上に生まれていることを表したものです
これを漢字で「捨此往彼 蓮華化生」と書き
この8文字の漢字を略した言葉を「往生」といいます
お葬式は何をしているかというと
「捨此往彼 蓮華化生」つまり、“往生”を行っているのです
ちなみに、
仏壇とは極楽浄土という阿弥陀仏の国のミニュチュアです
その国に生まれているからこそお位牌を安置するわけです。
モノに魂が宿るという日本文化と仏教が合わさって
ご先祖さまはホント、すばらしいものを作っていただいたなあ
とつくづく思います
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