往生のために南無阿弥陀仏と唱えるけど

念仏中に自分のための願掛けをしたらいけないの？

 

阿弥陀仏は

人というのはそういうものだということを

私たち以上にわかっています

 

常に唱えているからこそ、

そういう思いも湧き起こってくるんです

人間というのは煩悩に振り回される生き物です

煩悩に振り回される人間を救いの対象にして

見捨てないよ、とおっしゃっているのが阿弥陀仏です

 

まじめに念仏を唱えられているからこそ

まじめなご質問が出てこられるのです

どうぞ、お気になさらずにそのままお念仏を続けてください

 

ちなみに

南無阿弥陀仏を唱えるお寺はあまり祈願をしないのですが、

だからといって、祈願を拒否しているわけではありません

 

人が神仏に対して願いをかけるのは当然のことです

 

祈願をする、しないは

そのお寺の由来によることが多いです

たとえば、久留米の大本山善導寺さまは安産祈願をされています

浄土宗の二祖さまがお生まれになった北九州の吉祥寺さんも

安産祈願をされています

七五三の祈願もします

 

私もご依頼があれば祈願をします

 

「祈りによって病が治るのであれば死ぬ人はいません」

と法然上人はいいました

だけど、これは寿命を迎えた方に対してであって

若い方や子供が難病になったりすると

四六時中、常に祈るのではないでしょうか

 

因果関係に基づかないとなんとなくわかっていても

人はどうしようもない時には祈らざるを得ません

何かしないと、心が押しつぶされます

 

阿弥陀仏はそれを十分知っています

私たち以上に知っています

とにかく南無阿弥陀仏を唱えることが重要です

 

その中でいろんな思いが出てくるのは

人間である以上仕方のないことであります

それでも阿弥陀仏の御手から外れることは絶対にないでしょう

 

・。*・。*・。・。*・。*・。
【円相寺副住職のイベント情報】
・。*・。*・。・。*・。*・。

【令和8年秋完成】　円相寺第２納骨堂加入者先行予約受付中

【毎週土曜】朝7:00 一緒にお祈り(お経を読むお参り)しませんか？

【第１、第３土曜】1９：３０～２１:００「寺ヨガ」

【毎週金曜】15時～17時　大人のための書道教室（美和台公民館）

【満員お礼】小中学生対象リアル寺子屋式子ども書道教室はこちら


↓↓↓円相寺副住職のイベント情報公式LINE＠　LINEでご連絡とられたい方




副住職が仲間になりたそうにこちらを見ている！

【お問い合わせ】
円相寺副住職　裏辻正之（えんそうじ　ふくじゅうしょく　うらつじ　まさし）
アイコンをポチると各SNSをご覧になれます↓↓↓
        

〒811-0213 福岡市東区和白丘1-10-48