本来のお盆は旧暦の7月15日に行う
必ず満月になる日
満潮で離岸流や台風でうねりが発生しやすく
海に行ってはいけない理由はそれ
一年で最も明るい満月の日で
古来より先祖が帰ってくると言われていた
親が敬う先祖が帰ってくることは、
みんなが集合しないといけない意識が働く
今で言うと、
月や火星に旅立った人が無事に帰ってきたことを祝う行事みたいなものか
また、
先祖や亡き方以外の者も一緒に帰ってくると言われていて
虫や目に見えない形に変えて現れると言われている
それを餓鬼と言って、供養するのが『施餓鬼会(せがきえ)』と呼ばれる仏教儀式
地域によっては
仏壇の前に棚を置いて、それらのお供物を置き
「水の子」というキュウリとナスをサイコロサイズに切って米を混ぜた物をお供えし
水につけた「禊萩(みそはぎ)」をお供物にふりかける儀式を1軒1軒行う
このことからお寺さんはお盆参りのことを「棚経(たなぎょう)」と呼んでいる
冷蔵庫がない時代だと
肉や魚を使った料理は集団食中毒を起こすためと
仏教行事に重ねて不殺生を行う理由で
日持ちがする精進料理を作ってお供えものとし
先祖と一緒に共食し、集合意識を育てる(お正月も)
また、
この時期に旬の野菜を食べるのは
内臓を休めて、食欲の秋に備えるための区切りといわれる
行事には一つ一つ理由があり、中身があり
子や孫が後々困らないように設定されている
明治時代に大隈重信が太陰暦から太陽暦に変えて
古くから伝わる言い伝えの理由、中身が削ぎ落とされた
制度システムはある日突然“上の人”が決めたり、削除したりするが、
今こうして、先祖に手を合わせ、敬う行為は自分次第で決めることができる
そうつまり、自分次第
実践するかどうか
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