お経の導入部分には
自分の罪を如来に告げ、救いを求める文があります
つまり、懺悔(ざんげ)です
仏教では「さんげ」と読みます
お香を炊き、仏教を重んじることを宣言し
如来様をお招きした後に
懺悔文を読みます
これはなぜ行うのだろうかということです
今までの自分を振り返って省みて
一度、心をリセットし、洗い流して
新しい自分にするためだと思います
そのために
如来様の前で許しや救いを求めるということです
誰しも人は
刑罰をうけるような罪を犯していないと思うかもしれません
人は立場が上になったり
自由、勝手がわかるようになったり、
運営や決定権をもつようになると
知らず知らずのうちに罪をおかすようになります
今の日本社会の問題の原因は、上層部の腐敗です
その原因は罪意識が薄れていっているからではないでしょうか
罪を咎められない立場に近づくと
何をやっても逃れられるような空気感を作り上げ
その果てはとんでもない問題を起こしてしまいます
罪意識をもつことを仏教では「慚愧(ざんき)」といいます
慚とは人に対して罪を恥じること
愧とは天に対して罪を恥じること
(天以外にご先祖さまや日本の神様でもいいと思います)
畜生とは慚愧(ざんき)亡き者をいいます
牛や豚のことを畜生というのではなく
慚愧(ざんき)亡きものが畜生です
その慚愧の心をまず起こし
その次に救われない心が起きると
如来さまに救いを求めるようになり
懺悔の心を起こす
そのために懺悔の文をお唱えします
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【毎週土曜朝7時は一緒にお祈りせませんか?】
お経を30分
法話を約10分行う催し物です
本堂の入口を開けていますので直接入って来てください
【場 所】円相寺(福岡市東区和白丘1-10-48)
・誰でも参加OK
・予約不要
・所要時間は30分ぐらい
・お経の本あります(浄土宗式)
・参加費はお賽銭(なくても大丈夫です)
・途中参加OK
・途中退室OK
・子連れOK
・椅子席です
・普段着でいいです
本堂の入口を開けていますので直接入って来てください
ラジオ体操のようなイメージで
サッと来てサッと帰るのもよし
しばらく本堂にいるのもよし
私と雑談するのもよし
いろんな目的があるでしょうが、
それぞれの思いでお祈りし
より良き朝にいたしましょう
・。*・。*・。・。*・。*・。 【円相寺副住職のイベント情報】 ・。*・。*・。・。*・。*・。 【毎週土曜】朝7:00 一緒にお祈り(お経を読むお参り)しませんか? 【第1、第土曜】19:30~21:00「寺ヨガ」 【毎週金曜】15時~17時 大人のための書道教室(美和台公民館) 【満員お礼】小中学生対象リアル寺子屋式子ども書道教室はこちら ↓↓↓円相寺副住職のイベント情報公式LINE@お知らせが来るかも!? 副住職が仲間になりたそうにこちらを見ている! 【お問い合わせ】 円相寺副住職 裏辻正之(えんそうじ ふくじゅうしょく うらつじ まさし) アイコンをポチると各SNSをご覧になれます↓↓↓ 〒811-0213 福岡市東区和白丘1-10-48