日記

この年になってわかったあの映画のラストのよさ


 

この年になってわかったあの映画のラストのよさ

 

独身のころ、長崎にいたころ

「セントラル劇場」というミニシアターに通い

マニアックな映画をみて、わかったふりをしていたものでした

 

(その時は『アメリ』が特に有名でした)

 

その中で

田辺聖子の原作『ジョゼと虎と魚たち』の映画も鑑賞

普通の大学生を演じる妻夫木くんが

車椅子に乗る障害者役の池脇千鶴さんが付き合うというもの

 

ラストは

妻夫木くんが可愛い普通の女の子(上野樹里)に

逃げたという結末

 

当時は

根性がないとか、サイテーなどの感想がよぎったが、

今思えば、人というのは本来そういうもので

もし、理想を追求してあのまま車椅子の女の子と付き合っていたとしても

何かの我慢の上に、犠牲の上に成り立つ先はきっと残酷な結果になっただろうと思う

 

安易な情けというのは人を弱体させる

「自分がいないとあの人はダメになる」というのは本当にそうなのか

互いに依存し合っている危険性もある

 

流されていく自分の心を俯瞰せず

我慢した結果、自分がいかに弱者であるかで優位に立ち周囲の人を支配する

そして暴力につながる

 

介護、子育て、DVというのはそういうところから発生する

 

あの映画のラストは実はハッピーエンドであったわけである



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