鏡は何を映しているのか「本のメモ」
「毎朝、毎朝
洗面所の鏡にむかって
私は自分のなにを
見ていたのだろうか」
~浅田正作『鏡』~
ひとりで無人島に暮らしていたら
人は鏡を見ることはないかもしれない
気にすることは外見だけではなく
自分が人からどう評価されているか
ということ
勉強や仕事の力も人とどう比べてどうなのか
ということも気にしている
試験や営業成績はおしなべて人との比較判断基準になる
そして、その比較のなかで
平均値を上回ったから安心した
平均年収を以上だったら中流以上だ
平均寿命を長生きの目安と考える
平均の値というもので己の位置を確認することに
なれてしまっている私たち
人間としての評価もそういう価値観で判断するようになっている
人は誰しも願いや夢をもっていて、
それが自分を高めるための原動力であったり目標であったりするうちは
生きる目的として有意義なものである
しかし
もっといい家に住みたい、もっと出世したい
ほかの人よりも上へのし上がるための欲望となれば
人を上から見下ろすための方法になる
どんなに高い地位に立っても
どんなに権力を得ても
自分を見失わない人はいる
そういう人は自分の心をも映し出す鏡をもっていて
姿を映す鏡を見ているように
こころの鏡で自分をみつめることができる人
それが見失わない人だろう
高市さん
高い位置に立っても
自分を見失わないことを願いますw
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