受け入れることの難しさ
お釈迦さまが15歳の時に初めて城を出て
老人や病人、死人を見て大変なショックを受け
そこから苦しみの本質を模索する旅に出られた
そのショックとは
「自分もそうなるのか」ということ
先日、クローズアップ現代を見ていたら
「老い」がテーマだった
寝たきりのお年寄りがテレビに映っていると
うちの三男(小学4年)が「あの人はどうしたの?」と聞くので
「年をとったらみんなあんな風になるんだよ」と答えると
顔が固まってしまった
そうとうなショックだったようだ
テレビの中である女性が
「家族には迷惑かけたくないからピンピンころりがいい」と言っていた
ピンピンころり、そんな都合よくいくだろうか
“ピンピン”からどれくらいの時間で“ころり”なのだろうか
あるバスツアーで
ピンピンころりのご利益があるとされるお地蔵様にお参りにいき
その帰り道に心筋梗塞で亡くなった方がいたという
さてさて
その時「ご利益ありましたねえ」と言えるだろうか
そういうツアーにはお医者さんが必要になってくる
問題の本質は
病気に治るとか治らないとか
元気であるとか元気でないとかではなく
なんの役にも立たずに迷惑をかけて回るようになっても
周囲が「大丈夫、いいんだよ」と言ってくれる環境かどうかである
日頃からどんなことを考え、どんな毎日を過ごして、
辛抱強く一瞬一瞬いい縁を作っていくかどうかである
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