私が“生仏さま”だと思うお方が先月、
ご往生されたことを知りお参りに伺った
ご子息は私と同い年の人で
将来は九州を背負って立つ人物
あいにくそのご子息は布教で留守されていたが
母上様と奥様から
それはそれは丁重なおもてなしを賜った
そのお寺様は
念仏がしっかりと染み込んでおり
行くだけで温かくなり
誰でも念仏を申したくなる、
まさに心の拠り所
たまたま、そこにお檀家様がいらして
お茶を一緒に飲んでいると
肌艶のよさはお念仏のご利益なのかと言いたくなるほど
お人柄のよさが顔に滲み出ておられた
これもこちらのお寺様が培ってきたもので
その亡くなられた“生仏さま”は
大本山の御前様というわけではなく
町の和尚さん
80歳過ぎても草取りをされ
一本雑草を抜く度に「南無阿弥陀仏」と
とにかく、ありがたい和尚さんの代名詞
最期は「ご迷惑をおかけしました」と言ってご往生された
と伺いました
遺影の近くは
見たことのない数の胡蝶蘭が供えられていました
南無阿弥陀仏
お会いできてホントによかった

副住職が仲間になりたそうにこちらを見ている!
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円相寺副住職 裏辻正之(えんそうじ ふくじゅうしょく うらつじ まさし)
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