仏教の話

お念仏を唱える生活はご主人が奥さんに「いつも綺麗だよ」と言う生活に等しいくらい最初は照れる


 

大事なことは繰り返してお伝えすることにしようと思います

 

とても徳が高そうなお坊さんが唱えるお念仏の中身と

初めて唱えるお念仏の中身は同じです

 

その理由は唱える側の“器”の問題ではなく

南無阿弥陀仏の「阿弥陀仏」の“願い”にかなっているかどうかの問題なのです

その願いとは

「私の名を呼んでね、今は娑婆で辛いと思うけど、次の世は必ず私の国へ連れていきますから」

という願いなのです

 

阿弥陀仏と私達の関係性は

子どもが「お母さ~ん」と呼ぶ感じに似ているとよく言われます

この「お母さ~ん」がお念仏と思っていただけたらいいと思います

 

とはいうものの

やっぱり念仏を唱えるって今の時代は難しいのかなと思います

照れくさい

辛気臭い

聞かれたら恥ずかしい

死んだときに聞くものだから怖い

別にいいことなんか起きない

というイメージが定着していますので

最初に唱えるってさらに難しい

 

たとえば、ご主人が

奥さんに毎日3回「綺麗だよ」

と言う

 

これは念仏を唱える生活を開始することに似ています

最初は照れくさくて出来ません

 

今まで日ごろの感謝も何もない

それが当たり前と思っているご主人(有難いの反対は当たり前)

急に「綺麗だよ」と言っても

中身が伴うはずがありません

 

奥さんは

何かあるんじゃないか

勘ぐってしまいますし

ご主人も

そう思われているだろうなと

思ってしまいます

 

しかし、言われた奥さんは

それが嘘だとわかっていても

中身が伴わなかったとしても

照れくさいけれど

やっぱり嬉しいと思うのです

 

それを初めて言えたご主人は立派

それを習慣的に言えるご主人も立派

きっと家庭円満、

居心地のいいご家庭になるのでしょう

しかもホントに綺麗になるかもしれません

 

言われた方は嬉しいのです

阿弥陀仏という仏も

自分の名を呼んでもらったら

嬉しいのです

だってそれが「願い」なのですから



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