仏教の基本スタンスを説明するのが一番苦労する
なぜなら
普段、我々が認識しているものと真逆のことを言うから
たとえば、
何気なく「諸行無常」って言っているけど
これってきみまろさんの「あれから40年」や平家物語「儚い、あわれ」の印象が強いけどそれだけで終わってしまったらエッセンスが伝わない
すべては変化している
ということがなぜ問題なのかという視点が大事だろう
それで見えてくるものは
やはり、人というのは「常楽我浄」の執着を捨てきれないということ
いつまでも若くありたい
いつまでも楽したい
いつまでも自分のものにしたい
いつまでも綺麗なところにいたい
という理想(執着)があって
けど
現実と理想のギャップで
モヤモヤが生まれる
だから、
「こうであるべき」という捉え方を変えていこう
ということになり
それは
けっして他人事ではなく
自分のことを棚に上げることではない
これが一番大事なところかなあ
だから
実存的って難しい