仏教の話日記

人生100歳~120歳時代、何だかんだ言って健康が一番重要②


 

人生100歳~120歳時代、何だかんだ言って健康が一番重要

 

抗加齢薬が動物実験に使用された結果、寿命が40%から50%上がったというデータがあるそうです。

これが人体にも可能になれば、平均寿命は1.5倍の120歳になると言われております

 

今から100年前の日本人の平均寿命は40歳と言われ、今の約半分です

お釈迦様の時代は平均寿命は25歳と言われていました

倍々で計算していくと、

これから100年経つと倍の160歳になるのではないかという説もあるそうです

 

お釈迦様の予言(?)では

人類は一度寿命が下がっていくが、

下がりきった後、

どんどん寿命が長くなるとおっしゃった(ことを聞いたことがある)

そうです。

 

第二の人生、第三の人生もありうるわけで、

ますます、生きることの目的と健康寿命が問われる時代になります

 

今の日本の認知症患者とその疑いがある方の総数は400万ともいわれており、

世界で最も多い国だそうです

私は浅はかではありますが、認知症の原因は生活習慣ではないのかと考えています

 

どんなに偉業を成し遂げた方でも

精神的な健康に気を付けて余生を送らなかったら、

そうなるのではないかと想像します

 

私は今、84歳の方から手厳しく書道を習っております

天皇陛下と生年月日が一日違いというその私の先生は、

記憶力、技術は全く衰えることはありません。

たまにある物忘れをしたら、お弟子さんみんなホッと安心するほどです

 

門下生は数えたことはありませんが、100人ぐらいいたと思いますが

毎月、一枚一枚生徒に手本を書きます、一枚ではありません、

半紙でいうと3~6枚×100人

条幅では1~2枚×100人

もちろんコピーではありません

しかも、それとは別に

年に一度の展示会の手本、300~400程

書かれております

レイアウト、書体、誤字脱字、すべてチェックします

そもそも書道は集中力と体力をかなり要します

 

高齢になって書道をやめる方々を何人も見てきましたが、

年を取ればとるほど書道は必要です

書道ほど、認知症対策にいい習い事趣味はないと思います

 

私は月に一度デイサービスで書道の手ほどきをさせていただいております

私の先生と同じ年の方、近い方が結構おられますが、

書き順を忘れたり、

手本とは全く違う字を書いてみたり

自分で半紙を出すことが出来なかったり

出しても2枚、3枚重ねになっていたり、

墨液を補充することができなかったり、

墨をつけて、手を動かすことはできても

それ以外のお世話は必要です

添削というほどではないですが、

赤で◎をつけて、「上手ですよ~」というと、

とても喜んでいただいております

 

私が年取った時、

こういう若者(私)がおったらいいなと仮定して

させていただいております

 

84歳の方からお世話になり

84歳の方をお世話する私

 

第二の人生からが本当に大事な時期かもしれません

ただ死を待つ時代は終わりました

いくつになっても努力はし続けなければならないでしょう

 

継続は最強の力なり

ここでも業という思想は真実を表しています



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