日記

お寺が変えていくべきもの、変えてはいけないもの、またそれに必要な精神とは


 

お寺が変えてはいけないもの

法を説くこと

 

お寺が変えていくべきもの

人の集め方

 

「お寺の行事を定着させるには50年かかる」

ということを大徳から教えてもらったことがある

 

50年となると約三代に渡る

たった一代の住職が思いついた行事も

次の世代、そのまた次の世代にも

常に人が集まって共感されないと

お寺の行事は不安定なものになる

 

案内を檀家さんに配れば、

集まる

 

これってすごいことだ

 

今ある行事は

昔から“当たり前に”

人が集まるものではなかったはず

 

その源流を遡ってみたら

 

なんとしても

続けたいというお寺側の意思と

これは必要だよねという人の思いがあって

それが50年以上も続けてきたからこそ

今のお寺がある

 

しかし、

ここ5年で時代の速度が

あまりにも早いような気がするのは

私だけではないと思う

 

ミヒャエル・エンデ『モモ』のような時代が

まさに来ているような気がする

 

SNSを見ると

若い僧侶がお寺でイベントをするようになった

 

どうなるのかわからない未来のために

時代に合った人の集め方を

模索しているように見える

 

かくいう私もその一人

 

同時に

そのことについて批判的な意見もある

 

「イベントだったらお寺じゃなくてもいい」

「お布施が少なくなったからイベントで金儲けしてんの?」

「お寺は先祖供養だけやってればいいんだよ」

など

ほとんどは鼻で笑ってしまうようなものなので

気にしない

 

今はやりたいことをやる時代だ

 

数百年遡れば

同じような時代があったはず

 

江戸時代は今よりはるかにお寺の数が多かった

きっといろんなイベントがあり

いろんな創意工夫と熱意があったと思う

 

どうやって人を集めるか

ということがポイント

 

だから時代は繰り返す

 

今はマネしている時期

体験の時期、お試しの時期

ほとぼりが冷めると落ち着き

やっぱり難しいよね、

大変だよねと言って

辞めるところが出てくるだろう

 

(自分も住職の座に着いたら

今やっていること全部は続けれないかも)

 

結果、

なんとしても続けたい強い意志と動機

それに感化された人たちが残っていくだろう

 

だから私は自分に言い聞かせたい

 

ブログ同様

続けること

 

 

以上

 



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