日記

時代に合わせた視覚で捉える極楽浄土の表現方法


 

現代的に

極楽浄土をどのように伝えるのか

 

これが一番苦戦しているところだ

 

あるサイトを見ていたら

(私にとって)実に興味深い記事があった

 

「テクノ法要で極楽浄土にトリップ」

https://www.huffingtonpost.jp/2018/11/01/techno-houyou_a_23577625/

 

問題とするところは何か?

それは危機感であるということ

 

「この先お寺はどうなっていくのかという危機感」

今の青年僧侶は漠然とした不安の中で日々、

これを案じていると思う

 

しかし、

冷静に考えて、何が不安なのか?

福井県でクラウドファンディングで機材を集め

自坊でテクノ法要を行った朝倉住職はこう考える

 

『お寺らしく』って言うけど、

お寺らしさって何?『坊さんらしく』と言うけど、

『坊さんらしさ』って何?

そう考えていくと、

本当は何もないはずなんです。

 

どうすればいいか悩んでいたときに、

お寺の飾り付けで、

ろうそくが電球に変わっているのを見たとき、

『ろうそくが本当で、電球だとウソなのか』と思ったんです。

あれは光がお供えなので、

電球でもろうそくでも変わらないわけです。

 

 

これは

まさに仏教の基本思想「空」

固定観念やルールをそぎ落として

本質は何かと考えていく方法

 

つづけて

 

(仏具の)キラキラの飾り付けも誰かが作ったもので、

自然にあったものは1つもない。

お勤めの(お経)メロディーも一緒。

 

唱名という形で、

作った方がいて、

それを唱える方がいて、

音楽としてずっと継承されてきた素晴らしいものです。

それを『今の技術でやったらどうなるだろう?』

と素朴に思っちゃったんです。

 

そして、

朝倉住職はperfumeが好きでライブに行った時の事

 

『Dream Land』という曲があって、

タイトルからして極楽浄土。

歌詞もそれを匂わせるような内容でした。

3人が羽衣のような衣装を着て、

ふわっとステージに出てくるんですよ。

その光と音の空間を見て、

『これは極楽浄土でしょ!』と思っちゃったんです。

そういうことが重なって

『自分でも是非やってみたい』となりました。

 

・・・・・

さっそく私もperfumeを聞いてみた

うん、いい、

すごくいい

 

幻想的な雰囲気を醸し出し

光と影が映し出される

 

歌詞も

 

光が包む 痛みのない国

花の香りが引き寄せる

 

という極楽を表すような言葉

 

偽りの世界

という娑婆世界を言っているようなものが出てくる

 

なるほど

こういう感じで

伝える方法も用意しておかないといけない

 

音楽と仏教

いつの時代も切っても切れない関係だ

目に見えない極楽浄土、阿弥陀仏を

どうやって簡単にイメージが沸き起こるようにするのか

それが課題



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