日記

世は諸行無常である。組織の存続は10年ぐらいとルールを決めよう


 

今までのやり方ではムリとわかっていながらも

どうすることもできないこのもどかしさ

 

組織は長年続くと

本来の目的から離れ

存続が目的になってしまい

“上のご意見番たちの言うこと”が

金科玉条になることが多い

 

たとえば

婦人部という組織がある

古き良き時代に作られ

高齢化して活動が困難な会員が多くいるが、

まだまだ存続している団体だ

 

一番の問題は

役員選出問題である

町内会も同じだが

なかなか成り手がいない

結局同じ人が二回もすることになる

 

ではどうするのかというと

みんなで推薦した方の家に行き

「はい」というまで帰らない

しかも、高齢の親御さんに頼んで

本人に言ってもらうケースが多いと聞く

 

新しいルールを決めようとする

それを“ご意見番たち”が

納得してもらえるかどうかが問題点となり

たいていが「今まで通りしなさい」で終わる

 

今の時代、

帰属意識がないのが当たり前

そもそも何のメリットがあるのか

わからないことだらけ

 

強い結束力は素晴らしいが

限られた集団の中で

閉鎖的で

ご意見番でルールが決まるような組織を

改革するということは無理があるように感じる

 

組織はいつしか「宗教団体」に変わってしまうのは

こういうことかもしれない

 

一旦ご破算にして

革命を起こすのは簡単だが

問題は

革命を起こした後の秩序や信頼関係を築くのが

相当な時間とエネルギーを要し

また、救世主的な人材がいることである

 

一番いいのは

別に新しい組織を作るのがいい

存続期間を10年などと数字を決める方がいい

 

この世は諸行無常である

いつかはこれを受け入れて潔く手放すことを

創始者は初めから金科玉条にしておかねばならない

 

逆に

今までが「奇跡的にいい時代だった」

と常々そう思う



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