仏教の話

なぜ、突然の知らせは言葉が出ないのか?~「苦」の原因は不十分な○○~


 

あぁ、これが無常なんだな

 

 

先日、私が福岡に来てずっと

お世話になっていた書道の先生が

急逝されたのである

85歳だった

 

言葉が出ない

電話で知らせを聞いた時は

「?」しかなく

なぜとしか思わない

しばらく、呆然としてしまった

 

書道の稽古がある金曜日にいつも通りに来て

いつも通りの御姿だった

 

翌日に救急車で運ばれ

その二日後の夜、

お浄土へ一足早く旅立たれた

 

私もよく知る先生のお孫さんが

最後にご挨拶され

そのつまりながらの話に

誰もが涙した

 

 

私は普段、

諸行無常を掲げるお寺にいて

葬儀を執り行い、

人は突然死ぬものだ、

ということを

常日頃から他人に説き

自分にも言い聞かせていた

 

なのに

なのに・・

 

お通夜の帰り道

ふと車の中で思ったことは

 

これが「愚鈍」ということなんだと

気づいた

 

愚鈍とは

仏法において、

無常ということが

ホントの意味でわかっていないということ

(無明、愚痴、愚か、などとも言います)

 

頭ではわかる

本を読んだり、説教を聞いたりしたら

だいたいわかる

 

しかし、

それでは理解の仕方が不十分で

さっきまで元気だった人が

突然、帰らぬ人となるということに

人は「無常」ということを理解できなくなる

 

無常は時間と共に徐々に変化することも意味するが

急に突然、変化することも意味するということ

 

なぜあの人が?

なぜ自分が・・・

なぜ自分“だけ”が・・・

 

それを受け止めることが

なかなかできない

どうすることもできない

これが「苦」である

 

これを無くすということよりも

どう付き合っていくのか

ということを考えて

行動を重ねる習慣をつけていくことが

仏道、つまり「道」なのだろう

 

仏法の原点に帰る

そこからの念仏を意識しよう


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