お寺の法要はお祝い事であり、その町の文化行事
みんなが同じ思いでお寺にお参りに行くということ自体
これはすごい文化であり、
この思いが精神的支柱となって代々継承されることが
人の安心につながると思っています
町のお寺は
一つとして同じお寺がないくらい
その土地の習慣、風習に影響を受け
長い間培ってきましたので
誰もが疑わないその土地ならではの
文化と言っていいです
何がいいたいかというと
「お寺参り=町の文化」
ということです
たとえば
円相寺にはこの時期
「十夜法要(じゅうやほうよう)」という行事があります
昔は米作りをされる檀家が多かったため
新米をご本尊にお供えする思いから
土地を代々譲り受けた先祖の供養を行います
と同時に
極楽に旅立たれた方が初めて十夜法要を迎えることを
「初十夜」といって、
家族だけではなく、
近所の方がその“初十夜の方”に供養をされる習慣があります
お寺の受付けには
その“初十夜の方”へ捧げる申し込みで賑わいを見せ
お寺は秋の実りでとりたての野菜や新米でおもてなしをします
また、
近所の方がこの一年のうちで最愛の家族を亡くされた家にお声をかけ、
何度もお悔やみを申し上げる光景は
“お互い様精神”をもたらし、
失ったものを取り戻す作用があると言えます
ですから、
お寺で行う先祖供養は誰もが疑いのない文化で
年配の方はもちろん、
夜の席ではその次の世代の方がお参りに来られ
念仏という一つの作法、形として
想いを凝らすのです
どうか
この文化継承が永代に渡って続くことを
切に願います
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