「グリーフ」という言葉をご存知でしょうか?想像することの難しさ、閉じている眼を開こう
のび太君が履いているようなフィット感がいい白い下着・・・
それは「ブリーフ」です
私がこれから6回に渡って受けるのが
「僧侶のためのグリーフ・ケア」という講習
まずはグリーフという言葉の説明
いわゆる「悲嘆」「喪失感」に限定されることではないということ
一見して、悲しむことではないような○○感や
それって、グリーフじゃないんじゃないのという感情も当てはまるということ
(これ以上詳しいことは言えません、この講義を受講してください)
第一回目にして講義の難しさを体験したのは
“想像することの難しさ”である
考えるというより
どう感じるかということ
スキルではなく
その人の“あり方”を問われていて
年齢、性別は関係がなく取り組める問い
たとえば、
「お題に上げられた感情」を
“数秒”で色や形で表現するというワーク
なんせ私はマイペース過ぎるので、作業に戸惑い
結果、自分でもなぜこれを書いたのかわからないものになってしまった
昼からのグループワークでも
「病院で亡くした人」という設定から出てくる課題と
その支援はどんなものがあるのか、
答えがないような答えを
書き出すと作業も、
私はうーんと、
腕を組んだまま、
気の利いたことを言えず
いたずらに時間を浪費していた
普段の私と言ったら
だらだらと物事を考える習性があり
こういう作業は苦手
まず考え方を考えるところから始まり、またそれに時間がかかり
一手一手をひたすら考えるような竜王戦のように取り組む姿勢なので
決して、
長蛇の列ができる“博多駅のクロワッサン屋”のようなテキパキとこなすバイトなぞ、できる性分ではない
今まで経験したことがないことを想像し
なおかつ、
想像したことがないことを想像するという難しさ
まず、グリーフの現場から
“逃げない”という覚悟を持て
ということを試されているようだった
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