巷では
お坊さんって
きっといろんなことをすごく“我慢している”から
いざという時、爆発しそうだわ
というイメージを持たれているのではないかと思う
だから
お坊さんが煩悩の話をする時は
「こういう」前提に気を付けないといけませんね
欲は肉体を持つ以上あるのです
煩悩=欲ではなく
不必要な欲によって、心が働き、
それによって正しくない判断をしてしまう
食欲がないのも問題で
食欲が多すぎて食べ過ぎることも問題です
煩悩というのは
欲の次に起こる「良くない心の反応」といったらいいかもしれません
煩悩は“一般的に”108個あると言われますが
大抵は3つで
多い言い方になると84000になります
そうなると
除夜の鐘の時
3つになると物寂しい
84000になると大変過ぎて、それこそ騒音
だから108ぐらいがちょうどいいんだと思います
実際は
108を超える場合、
“付きたい人の数”になることが結構ありますw
未だに私は
大晦日になぜ鐘を鳴らすのかよくわかっていないのですが、
おそらく、鐘というのは
昔から心を鎮めたり、心を浄めたり、邪気を払う効果があると言われています
お経を唱える時、お坊さんが「鐘」(リンとも言う)を鳴らしますね
その意味は
いち、にの、さんという合図だったり、
音程の基準とも言われますが、
静寂の中で
あのいつまでも鳴り響く音に耳をすますことで
いつのまにか集中し、
その結果心が清らかになるのです
新しい節目を迎える準備は
何事も掃除をし、穢れを払うためだろうと思います
心の掃除の役割として梵鐘という鐘を鳴らし
その鳴り響く音ですべてを浄化していくのでしょう
鐘を鳴らす時は
そういう願いで付いてみてはいかがでしょうか
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