仏教の話

この時期にもし宗祖がいたらどうするか、法然上人の場合から考えてみる


 

この時期にもし宗祖がいたらどうするか、法然上人の場合から考えてみる

 

うちの宗祖、法然上人は

動かない人だったと思う

 

現世を生きるには

念仏を申すように生活をしたらいい

という“さとり”を開き

それからはずっと念仏生活

 

積極的に念仏の法を説くことはせず

たまたま、

念仏のことについて尋ねてきた方には

たっぷり答えた

 

そういうスタンスだったから

おそらく、

こういうご時世にいらっしゃっても

特別に何かすることもなく

一か所に留まって

念仏三昧の生活を送るんじゃないかと思う

 

法然上人の時代は

今より世の中が乱れていたと想像する

乱れていたというのは

パラダイムシフトが起きようとしていたからで

日本史上最も長かった平安時代が

貴族中心から武士中心に変わる転換期

それはそれは血生臭く、

誰もが死を覚悟できていた

 

こうやって歴史の教科書を開いても

「ふーーーん」というぐらいの薄い感動で

それがどういうことなのか

イマイチ、ピンと来ないかもしれない

 

今はどうだろうか

今起きている現象をみて

平安末期のように

圧倒的な暴力に支配されないにしろ

見えない敵と戦いで

ライフスタイルを変えざるを得なくなり

すっかりパラダイムシフトが起きようとしている

 

だから、ここで

わが宗祖に見習うとするならば

無常をかみしめて

仏教のことを聞きたい方がいれば説いて

後は淡々と念仏を唱える生活

ということになるだろう

 

ただ一向に念仏すべし(一枚起請文)



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