鬼滅の刃で言いたかったことを考えてみる~最終巻のネタバレ注意~
(まだ読んでない方は
どうぞ私の記事をスルーして欲しい)
最終巻はあのお方をどうやって倒すのか
ということよりも
その間に入ってくる“言葉”を楽しみながら
1ページ1ページ味わって読む
それが“鬼滅的読み方”だと思う
この漫画の伝えたかったことは
「生まれてくることができて幸福でした」
と思えるようになりましょうね
ということなのではないか
最後、現代のシーンで終わったのは
今の私たちにそのことを伝えるためと思った
都会に憧れ
目標に向かって頑張って来たものの
どこか満たされない
生きる意味を見失いそうになり
根拠のない不安に包まれ
もしかしたら幸せになれないかもしれない
と感じる現代は鬼が棲む世界と重なって見える
理不尽に会いながらも
希望を持って生きる炭治郎の姿に
皆が勇気づけられた
最後の戦いで
炭治郎が無惨からの“誘い”を断ったのは
生物学的に死を克服しても
根本的な苦悩の解決にはならないことを
知っていたからである
それはまるで
仏教の欲界で一番頂点に立つ魔王(化他自在天)からの誘いを跳ねのけ、
悟りを開いたブッダのようだ
人は何かに囚われてしまうと
間違ったものが正しく美しく見えてくる
その対象が鬼であった
この世は儚くて苦しい
人間はもろくて弱い
だけれども、希望を持って生き続け
良き縁に支えられたら
「生まれてくることができて幸福でした」
と悟れるようになるのかもしれない
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