安心とは受け入れてもらえる人がいること
支えてくれる人がいるということ
先日、
乙武洋匡さんがロボット義足で66メートル歩いたことが話題になりました
あの方はどこからそんなに自信が沸き起こるのか不思議です
私は思うに周囲に受けてもらえる安心感によると思っています
『五体不満足』の中で乙武さんが人生で最も影響を与えた言葉は
お母さんの一言だとあります
まだ障害は隠すものだという風潮が強い時代
乙武さんが生まれてすぐにタオルで包み、3ヶ月の間、手足がないことを知らされたのは父親だけだったそうです、
産後の母体にはあまりにもショックではないか、病院側も母親と対面するときは気を失った時のためのベッドまで用意する始末
中には我が子を五体満足に産めなかったことを悔いて
家に引きこもってしまうお母さんもいるからです
いよいよ、初めて手足のない我が子と対面した時、
お母さんは「かわいい!豆のようだ」と言ったそうです
このことを後に聞いた乙武さんは
自分は3ヶ月経って初めて人間になれた
どんなつらいことがあっても生きていけると思ったそうです
人生には
こういう安心がないとあまりにもハードではないか
親も先立って人は最期、五体が満足にいかない体になってしまいます
どんなにお金があっても治ることはない
家族、親戚、友達はたくさんいても
誰もわかってくれない状態で、一人で行かなければならない
その時に何を頼りとして最後を迎えるのか
阿弥陀仏というのはそのために存在している
このような自分にでさえ手を差し伸べてくださる
我が子のように暖かく包んでくださる
命尽きた時「お疲れ様、もう2度と苦しむことはないよ」と言って、もう一度人生をやり直すことができる世界に連れてってくださる
その阿弥陀仏とつながる行為が
南無阿弥陀仏という言葉であります
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