ひょんなことから
イザベラバードの「日本紀行」(三谷幸喜演出)を
YouTubeで見た
このイザベラバードの日本紀行により
今の日本人が学ぶことは
昔の日本はとても親切で優しく、清貧で争い事がほとんどない
極めて安全な国であったということである
戦前の日本は
いかにも「悪」のような書かれた方をするが
この紀行によって昔の日本を知ると
いかに我々の先祖は素晴らしく、
我々はその命を脈々と受け継いでいることを改めて伺い知る
特に注目すべきは
「日本人ほど自分の子どもを可愛がる人たちはいない」
という言葉である
「私は、
これほど自分の子どもをかわいがる人々を見たことがない。
子どもを抱いたり、背負ったり、
歩くときには手をとり、
子どもの遊戯をじっと見ていたり、
参加したり、いつも新しい玩具をくれてやり、
遠足や祭に連れて行き、
子どもがいないといつもつまらなそうである。
他人の子どもに対しても、
適度に愛情を持って世話をしてやる。
父も母も自分の子どもに誇りを持っている。
見ていて非常に面白いのは、
毎朝6時ごろ、12人か14人かの男たちが
低い塀の下に集まって腰を下ろしているが、
みな自分の腕の中に2歳にもならぬ子どもを抱いて、
かわいがったり、一緒に遊んだり、
自分の子どもの体格と知恵を
みせびらかしていることである。
その様子から判断すると、
この朝の集会では、
子どものことが主要な話題となっているらしいのである。」
また
「私は日本の子どもたちが大好きです
赤ちゃんの泣き声はまだ一度も耳にしたことがありませんし
うるさい子どもや聞き分けのない子どもは
一人も見たことがありません。
子どもの孝行心は日本美徳の筆頭で、
無条件服従は何世紀も続いてきた習慣なのです。
英国の母親たちのやる、
脅したりおだてたりして子どもたちに
いやいや言う事をきかせる方法は
ここには無いようです。」
子育てについての
日本はダメだ遅れていると言われ
外国からの学問を有り難がって学ぶ必要はあるのだろうかと
昔の日本の日常を学ぶことこそ未来が開かれるのでは
そのよさを知って
今度は外国が日本の子育てを学ぶ
そういう時代がくれば。と
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