日記

お坊さんのためのグリーフケア研修を受けて思うこと、寡黙は善なり


 

先日の、とある青年僧侶組織の研修会

「お参り先でのグリーフケア研修」という内容で

前回同様、あの有名な方を講師に。

(フフフ、キャスティングできて幸せw)

 

非常に興味深く、全人類が知っておくべき内容

 

いかに、「聴く」か

 

メモ感覚として書いておくと

・最近は葬儀社が遺族のアフターケアを行っている現状

・きちんとしたカウンセリングを行っていれば社会保障費は減少する

・死別の後に病気や事故(グリーフ)が起こることを昔は「祟り」と言っていた

・坊さんがべらべら喋っている内は逃げている証拠

・法話を行っているという自分を疑え

・教義に中に入ってもらうのではなく相手の中に入っていくケアをする

・聴いてくれた、受容してもらったと思ってもらうことがケアの本質

・教化では受容にならない

・しきたり、慣例、儀礼によって苦しむ遺族は想像以上に多い

・菩提寺との付き合いが嫌という「菩提寺恐怖症」

・DMM.comの僧侶派遣業、質の高い僧侶の研修があるらしい

・中陰参り、命日参りこそ最高のグリーフケアの場

 

知れば知るほど、現場では喋らなくなるだろう

まるで、『幽遊白書』のタブーの部屋のよう

 

聴くという姿勢は

教え、教義、儀礼、作法という“武器防具”を捨てて丸裸になるということかもしれない

 

それで、僧侶は何が残るのだろうか、

裸の王様?

 

何を以て僧侶と言えるのだろうか、

 

信頼関係を構築するのは総合的なコミュ力

その中でもグリーフサポートは最重要課題

 

聴くとは何を以て聴くと言えるのだろうか

自分が思っている聴くは聴くになっているのだろうか

 

宗派には

本山の布教師(使)や法話の訓練する養成所はあるが

「聴く」トレーニングはどこにあるのか

 

誰か、音頭を取っていただけませんかw



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