「どうして?」は突然やってきて、わからないまま終わる
あるお家で
それまで元気だったお父様(80歳ぐらい)が倒れ
そのまま集中治療室へ
眠ったまま何日も目を開けないまま。
命は取り留めた
眠ったままの姿を家族が見舞いに行く
「お父さん、今日はまだお勤めをしていないだろうから一緒に念仏をとなえよう」
そういって、念仏をとなえ席を後にする家族
1週間後、
少し目を開けたので息子さんがお念仏でお声かけ
それに応じて、口でもごもご動かすお父様
普段なかなかお念仏が出ないお母様は涙を流しお念仏
お念仏は死んだ時だけに唱えるものではない
仏事の時だけに唱えるものではない
死にいくためでもない
自分は、家族はどこへ向かって何を大事していくのか
方向性を定めるための手立てのお念仏
突然襲った病気
「なぜ、どうして?」と問うても人にはわからない
わからないことはどう頑張ってもわからない
わかっているのはこれから先、
どうすべきか、ということ
本当に大事な時に必要なことは何か
阿弥陀仏の願いでもあるが
感謝の言葉
励ましの言葉
手助けの言葉
いろんな思いがこの時のお念仏に詰まっている
そのお念仏を唱えることができたということは
家族にとってどんなに有難いことか
医者は命を救う
しかし、人は必ず死に向かう
どこまで回復するかはわからない
お念仏によって「救われる」というのは
何がどう救われるのか
家族はどのように救われていくのか
きっと言葉にできない感動を体験していくだろう
南無阿弥陀仏
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