「どんなお葬式をしたいですか」という質問
これは二人称や三人称なら成立するのですが
残念ながら、
自分の葬式はどうやっても自分で出来ないので
まさに机上の空論になる
いくら希望を述べていても
“お葬式は残された方のため”にあるので
実際のところ希望通りいくかどうかはわからない
まさに死人に口なし
自分の葬式は自分以外の誰かがすることなので
任せておいていい
百歩譲ったとして
「どんな葬式にしたいか」は
「どんな人生にしたいか」に直結する
その人がどんな生き方をしたかが
一発でわかるのがお葬式
聞いた話だが東京の方では
葬儀、通夜にお参りに来られる方が圧倒的に少ないらしい
これでは直葬という“商品”が流行るわけだ、
お寺は世間の流れに従うしかないので
お布施が少なかろうがなかろうが
それでも、お経を読み、遺族に寄り添って
法を説かなければならない
お葬式はその後のアフターフォローの方が大事と言われる
七日七日の中陰参りを「忙しい、大丈夫」という理由で
省いたりすることをよく耳にするが
省く事で、残された方の心が病み
なかなか、生活に復帰できない方が多いと聞く
親戚というコミュニティを持っている方は
いろんな励ましをいただき、葬式の意味を理解し
世間に感謝の念を持つことが出来るが、
心の整理をほったらかしにしておくと
自分にふりかかるさまざまな「悪いこと」を
自分以外の何かのせいにして、生理がつかず、
どうして自分だけこんな目に会わないといけないのか
という負の感情があふれていく
実はこれが大問題なのである
困った時はお互い様、
お葬式は残された者が明日を生き抜くためのものである
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